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有馬記念の予想をする話2019part2

 

続きです。

一頭解説は途中から、随時飛ばして読んでください。

 

前回はこちら。

 

george-m-lotte.hatenablog.com

 データだけならアーモンドアイ(Mr.Prospector系・ロードカナロア産駒、母父サンデーサイレンス)、リスグラシュー(サンデーサイレンス系・ハーツクライ産駒)、ワールドプレミア(サンデーサイレンス系・ディープインパクト産駒)、ヴェロックス(サンデーサイレンス系・ジャスタウェイ産駒)あたりが前回挙げられた。

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過去10年の有馬記念のラップタイムです。これをもし後輩とかが普通に見せてきてこういう感じなんですけどって言ってきたらぶん殴りますよね、うまく解説します。

 全体的に途中で山なりになる傾向がある、というだけで差し決着になるか先行決着になるかは全体のペースがどの程度になるかで決まるようだ。キタサンブラックの時が遅めのペースで推移していた頃を考えればわかりやすい。

今回アエロリットが淡々と逃げていく場合、11秒台でペースが推移してしまうかもしれない。そうなれば2009のドリームジャーニーが勝ったときのような厳しいペースのレースになる。しかもそれでいて3コーナーからペースが上がるとなると並大抵のスタミナではどうにもならない。機動力とスタミナが求められる。

 

 

さて、過去のデータに少し追加点を。

1,冬の中山はステイゴールド!ほんとに?

冬の中山はステイゴールドを買えとよく言われるが有馬記念ステイゴールド産駒が直近で来たのはゴールドシップが3着になった14年、ディープインパクト産駒の結果が良くないがそれと同じくらい近年ではステイゴールド産駒も来ていない。

ちなみにディープインパクト産駒はサトノダイヤモンドジェンティルドンナの1着以外全て圏外。

2,Mr.Prospector系は0勝

ミスプロ系は数多くいるが未だに0勝。去年のレイデオロも2着。代表してキングカメハメハ産駒は0-2-3-16。ロードカナロア産駒は今年が初出走になるが果たして・・・。

3,池添謙一の舞台

武豊は3勝、池添謙一は4勝。ちなみに4-0-0-6。

 

ちょっと気になるところをピックアップしてみました。

気になるところをピックアップした、っていい方したようにデータの取り方なんて個人の自由なので好きに使ってください。

 

ここから先は一頭ずつ解説。

・スカーレットカラー

最内枠を引いたがエリザベス女王杯ですら距離が長そうだった。最内でロス無く回っても厳しい。

・スワーヴリチャード

マーフィーがインベタしたジャパンカップの再現ができるか。とはいえこの馬は右回りが弱いと言われ、しかも前走がとてもタフな馬場。100%の力を出し切るのは難しそう。

・エタリオウ

内枠は嬉しい。ノリさんがここまで仕込んできているだろうしステイゴールド産駒。楽しみな点は多いがロングスパートになるとかなり分が悪い。

・スティッフィリオ

この馬2000まではいいんだけどね・・・大阪杯で買いたい。後単騎逃げじゃないとって感じがする。

・フィエールマン

アーモンドアイが出たせいで鞍上が取られた馬。まくって上がっていくのは難しそうなフットワークだが進路さえあれば中山でも脚は使えそう。いっそ大外ぶん回した方が強いのでは。

リスグラシュー

宝塚記念コックスプレートの2レースがとにかく強い。コックスプレート勝ってる以上トリッキーなコースも問題ないだろう。枠も絶好。距離も去年香港ヴァーズ2着で問題ない。馬場が怖いか。

・ワールドプレミア

前走は神騎乗。気性が難しい、エンジンの掛かりも遅い、そんな馬をこうして持ってきたのはさすが武豊。それが二回もうまくいくのか。枠はいい枠ではあるけど今年の3歳牡馬のレベルは果たして・・・という感じ。

レイデオロ

近走の負け方が酷い。というか今年全て酷い。重馬場は走れるはずなのに前走は大敗。去年2着とはいえそもそも向いている舞台とは思えないし能力も落ちているなら厳しい。

・アーモンドアイ

絶対的王者、と言われているし勝ったドバイターフ秋天は本当に強かった。

やはり問題となるのは中山でしかもコーナーの多い競馬がどうか。そしてロードカナロア産駒は2500持つのか。いい加減ロードカナロアの距離適正について語られはしないがこの馬は東京2000がベスト、中山2500は長くないか?

・サートゥルナーリア

この馬もロードカナロア産駒。府中がどうやらよくなさそうなので皐月賞を勝った中山に来た。母はオークス勝ち、神戸新聞杯も勝って距離は問題なさそう。ただ、兄のエピファネイアも負けているので気がかり。

・キセキ

川田が目いっぱい動かしていってあの着順だった馬がムーアになってどうなるか。ルーラーシップ産駒らしく大跳びのフットワークは明らかに中山より府中向き。ただ凱旋門賞で差しに回っていたように気性をまともに抑えられるならなんとかなっても良さそう。

・クロコスミア

エリザベス女王杯3年連続2着。いつも人気薄で淡々と逃げたり、VMでは差してきたり、今年はいいラストイヤーになっている。ただ牡馬と対戦して良かったことはない。

アルアイン

中山・阪神の内回りをパワーで乗り切る一風変わったディープインパクト産駒。とはいえ2500は長い。この秋は後方からの競馬が続き持ち味が出せていない。

・ヴェロックス

重賞勝ちはないがクラシック3戦とも馬券内に入った善戦マン。クラシックの勝ち馬よりこうやってタフなスタイルで全て乗り切ってきた馬の方が強そう。割と外枠でしかも中内田×川田は上積みが少ないだろうから全てを出し切れたとして勝ちまでは。

・アエロリット

2000でも少し長いくらいの馬。2500の有馬記念には無理矢理出てきて引退レースにしている感じもするがそれが有馬記念。思いっきり逃げて見せ場を作って欲しい。

シュヴァルグラン

1年現役を延長したが今年はさすがに衰えが隠しきれない。去年は外から二番目、今年は大外だが外差しが決まりにくい今の状態では難しいかも

 

アエロリットが逃げて緩まず進み、向こう正面で少しペースが落ちても3コーナーから更に速度が上がっていく。見た目よりもスタミナが問われ機動力も問われる。馬場はどうやっても内側の方がよく伸びる。差しにするとしても内からになりそう。

 

リスグラシュー

○スワーヴリチャード

▲エタリオウ

☆ヴェロックス

△フィエールマン

 

リスグラシューは強い。今年だけなら確実にアーモンドアイより強いと言える。枠も良いし距離も問題ないし減点するところはない。

2番手以降はとても悩むが2番手にはスワーヴリチャード、もう右回りに弱いとかは言ってられないがマーフィーがうまく導いてくれることを願おう。とにかく枠と騎手で選んだ感じがする。

3番手にエタリオウ、最近ずっと勝ってる気がする。あんま理由はない。

4番手にヴェロックス。善戦マンはいつどこでも誰が相手でも善戦するのが良いところ。川田が100%を出してくれればなんとかなってくれるはず。

5番手以降はあまり考えていないがフィエールマンは単純に強そう、カナロア産駒はちょっと避けたいかなっていう思い。

というのもリスグラシューから馬連馬単を流すとしたらアーモンドアイは3着に来るくらいが良いなと言う願い。

◎-○▲☆△の馬連