小さな村の定食屋

Georgeおじさんがお話書いたり、グルメリポしたり、好きなことする場所

香港4競走の予想。

○スプリント

内はとにかく詰まる。他の距離でも良く見るのでそう言う競馬場なんだと思う。逃げても直線が長いので差し切られることが多く、外差しが顕著に有利。

イメージとしては京都とか小倉とかそこらへんか…?

血統はDanehillのようなムキムキスピード、Special牝系のようなパワー感、Sir IvorやHaloのような機敏性が求められるがみんな持ってるので考慮しない。

香港のレースを3つ参考レースとして比較する

・チェアマンズスプリント(春のG1)

・プレミアボウル(前哨戦①)(ハンデ)

・JCスプリント(前哨戦②)

チェアマンズスプリントは夏の芝いい時期にしては時計がクソ遅い。プレミアボウルはハンデ差が9キロある。JCスプリントは逃げ馬がやたら飛ばしてる。プレミアボウルとJCスプリントは時計がほぼ同じなので言うほどハイペースではないのかもしれない。ここにレシステンシアが加わるのでチェアマンズスプリントのようなスローは想定しなくて良さそう、ハイペースを差し切れる適性は欲しい。

2つの前哨戦を勝ったラッキーパッチはとりあえず強そう。好位差しのパターンが板についている。前走は斜行しまくったせいで(?)乗り替わりだが、それも前々走の騎手への乗り替わり。枠も外なので良いが、大きな休みもなく走り続けてる状態面は気になる。

枠と展開からはダノンスマッシュは外せない。スプリンターズSはどうした?って感じだが、春勝った時の川田さんや去年のムーアが川田さんに乗り移れば問題ない、下手にポジションは考えない競馬をしてくれれば。

穴目で怖いのはナブーアタック。最高方からの追込馬。プレミアボウルは最軽量51.5で最内を突いてどん詰まり。前走は定量戦でも大外回して2着。その2回とも違う騎手になるが最高方の馬のやることは普通は大外一気だし問題ない。オッズが良い。

他に面白そうなのはストロンガースカイフィールド。2頭とも内枠なのがちょっと厳しいか。

ピクシーナイトはどう乗るかわからなさすぎる。斤量差もないので有利な要素は少ないが、完成されて化け物になった可能性を捨ててはいけない。

 

香港ヴァーズ

基本的に香港馬よりも海外馬が強い。1.5軍の欧州馬と1.5軍の日本馬が戦うレースになっている。香港馬で来るとしたら香港では圧倒的な成績を収めている必要があるだろう。

血統的な特徴としては海外馬はいつものごとくガリレオ×デインヒルの血統が多い。ヌレイエフも来るのでspecial牝系が強い?と置き換えてもいいか。その中で凱旋門賞の時にも出てきた血統ではあるがミルリーフ系を母系に持つ馬も多少見る。長い距離をしっかり差すための血統だろうか。ちなみにこうまとめるとグローリーヴェイズが勝った理由を説明できなくなる。

トラックとしてはやはり逃げると損。差しが強い形態なので、逃げて残るのはハイランドリールくらいの化け物になるだろう。グローリーヴェイズとサトノクラウンはモレイラ騎乗で勝っているがどちらもイン差しに拘って勝っている。

出走馬で見ていくとモーグルは去年ならまだしも今年は負け方も良くなく、負けてる相手も考慮するとG1で馬券になる馬か?という感じがする。エベイラは逃げ先行馬だけれど欧州の強い粘り気は感じない、香港で大きくプラスになるかと言われると厳しそう。パイルドライヴァーはコロネーションCの勝ち方や粘り方は強い。それ以外で取り立てることがないが一つあるだけ良いか・・・?

パイルドライヴァーをまず買うとしてもこの頭数や、日本馬のオッズを考えると頑張って予想するか?と言う考えになる。3連単を絞り込んで狙うのも良いが、どうせやるなた去年3着っていうその一点だけでコロンバスカウンティから入るのも良いと思う。

 

 

○マイル

香港はマイルの化物がまた出てきたのか(困惑)

19戦18勝かつ15連勝中の馬ってなんですか?

例にも漏れず外差しの馬、今回は内枠なので塞がる怖さとかは一応ある。

ちなみに血統的にはやはりサドラーズウェルズ・フェアリーキングの直系や、デインヒル系が頑張っている。ダルシャーンのような切れ味鋭い血も目立つので、ガッツリ差し馬が想起される血統はいいかもしれない(怪物共はなんか違うけど)。

マザーアースはBCの小回りが何も向いて無かったが、直線長い香港はプラス。3歳牝馬のローテとしてはキツすぎるが…。

この血統的要素をヴァンドギャルドが満たしているのが面白い。ドバイのような長い直前で活きるタイプだろうし、マザーアースと同じくBCマイルからの変わり身が期待できそう。

日本馬ならあとはダノンキングリー、海外馬ならスカイダーシーか。