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チーズ録・世界三大ブルーチーズ

自他共に認めるチーズ大好き芸人なので、文章として何かまとめてみようという試み。Instagramのストーリーで書いていたりしたけど、InstagramよりもPCに向かってキーボードで打てる方が書きやすいし読みやすいよね。

 

 

そもそもブルーチーズとは?

チーズの発酵に青カビを用いるチーズ。白カビとの大きな違いは青カビによる熟成がチーズの内部で起こるということ。青カビの生育のために空気が必要なので、チーズに細い穴が開けられるため、脆いのが特徴。また、一定の塩分濃度も必要とするため、塩辛く、そこが受け入れがたい部分もある。

臭いがキツいイメージがあるが、ブルーチーズの臭いは実はそこまで強くはない。味の強さや塩の強さ故に避ける人も多いが、裏を返せばそれが酒にはとても合う。

 

世界三大ブルーチーズとは?

世界三大ブルーチーズとは

ゴルゴンゾーラ(イタリア)

・ブルースティルトン(イギリス)

ロックフォール(フランス)

この3つを指す。それぞれの特徴やおすすめポイントを解説していく。

 

ゴルゴンゾーラ

日本人に最も有名なブルーチーズ。ゴルゴンゾーラには二つのタイプがあり、ピカンテ(辛口)とドルチェ(甘口)がある。

ゴルゴンゾーラと言えば特に匂い・癖の強いチーズのイメージがあるが、それは古典的なスタイルのゴルゴンゾーラ・ピカンテの方。ピカンテは青カビ量が多く、匂いが強くなりやすい。とはいえ、ゴルゴンゾーラ自体は塩味が控えめ。匂いやコクの強さを利用してディップやソースに用いられるし、当然ワインにも合う。

ドルチェはゴルゴンゾーラが作られるイタリアで、現在人気を博している。青カビの匂いや塩気がぐっとマイルドになり、誰にとっても食べやすい仕上がりになっている。初めてブルーチーズを食べる人にはお勧めしたい一品。勿論ワインにも合う。

(ゴルゴンゾーラの写真が残ってなかったので割愛)

ブルースティルトン

エリザベス女王のお気に入りとしても有名なチーズ。ブルーチーズの中では組織がしっかりしている。塩味や匂いも強くなく、一方でチーズとしてのうま味が強く食べやすい。青カビがチーズの隅々まで広がっていて、それが美しい大理石模様と称される。ポートワインと共に楽しむのが現地流。スコッチウイスキーとも合い、アルコール度数の高い酒と合わせて食べるとより楽しめる。

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このブルースティルトンに黄色の色素(アナトー)を追加したシュロップシャー・ブルーは更に食べやすい、モダンブリティッシュな一品。個人的に大好き。

 

 

ロックフォール

フランス最古のチーズの一つとされる。三大ブルーチーズの中で唯一羊の乳から作られている(他は牛乳)。特に塩気が強く、羊らしく味わいも強い。インパクトの強さはあらゆるチーズの中でも随一だが、その反面個人的にはチーズに慣れた人向けの印象がある。肉料理のソースとしても用いられるし、当然ワインにも合う。甘さの強い貴腐ワインとの組み合わせは特におすすめ。

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写真の見た目にも水っぽさがわかると思う。

ブルーチーズの美味しい食べ方

ブルーチーズは前述の通り空気を含みホロホロと崩れやすい。そのため、ブルーチーズ単体で食べるときでもクラッカーやフランスパンのようなパンに乗せて食べるのがオススメ。塩気や癖が強くて食べにくいときは、甘い物と合わせると新しい扉が開ける。ハチミツを筆頭にジャムやドライフルーツのようなモノと合わせるのも楽しい。

また、個人的にはブルーチーズは最も酒に合うチーズの種類だと思う。ライト~ミドルくらいの赤ワインは勿論のこと、日本酒やウイスキーも合う。いろいろな酒と合わせて食べて、個人的な好みを見つけて欲しい。

MatCheesekurand.jp

KURANDにチーズに合う日本酒が売っている。ブルーチーズよりは白カビ向きかも?

 

 

参考サイト

www.meg-snow.com