小さな村の定食屋

Georgeおじさんがお話書いたり、グルメリポしたり、好きなことする場所

去年書いたダービーの記事を読み返す奴。

去年は記事を他のとこで書いてたのでこっちにそのまま移植しておきます、マジでまんまなので今年も共通するかわからん.

 

要するに今年はどうなんだよ、そこだけ教えてくれよ、って人は下の見出しをクリック

 

 

…………以下昨年の記事…………

過去6年のダービーのペースラップを折れ線グラフ化してみました。

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2019・・・なし崩しで脚が溜まらずで先行逃げ切り 

2018・・・後半が加速ラップで先行逃げ切り 

2017・・・前半超スローから押し上げた馬が勝ち 

2016・・・向こう正面で落ち着いて末脚比べ 

2015・・・安定してペースが流れ末脚勝負 

2014・・・4コーナーでペースが緩んで末脚勝負 

という感じで毎年毎年流れが変化しとにかく予想しづらい。怪しい予想サイトならここでヒントを授けます!って金を取ってくる所。

逃げ馬の性質からペースラップを丁寧に読んでいく。

2019

リオンリオンが離して高速の逃げ、流石にばてて二番手にいたロジャーバローズが捉えた。高速馬場で前が止まらず、かつペースも速くなったため1枠1番の利があった。

2018

皐月賞エポカドーロの逃げ。前半は緩めだが向こう正面から少しずつペースが上がり後続は脚が溜まらない。直線に入り前目にいたワグネリアンが差しきって勝利。

2017

マイスタイルが引っ張り超がつくほどのドスローで前半が流れる。後方にいたレイデオロはそれを察して押し上げ番手に。直線ヨーイドンになって前にいた馬が相対的に有利に。マイスタイルも4着。

2016

マイネルハニーの逃げ。向こう正面の登りでペースが落ち、下りで加速。全体的に脚が溜まりやすいペースで中位後ろあたりの馬の末脚がばくはつ。

2015

ミュゼエイリアンの逃げ、キタサンブラックが番手。淀みないペースになり強い馬が強くなる展開。ドゥラメンテが二冠達成。

2014

離して逃げたエキマエは向こう正面で故障発生。二番手のトーセンスターダムも直線ではもう余力無し。先頭が故障したことでラップに異変があるとしたら、全体的に淀みないラップと捉えられる。2015に似ているかも。

 


こうやって見ると2014→2015→2016と後半の末脚比べという点では似ているが、徐々に前半が遅くなる。それが2017年では超ドスローにまでペースが落ちイレギュラーな結果に。この年はルメールが好騎乗すぎて。2017年を転機に馬場も高速馬場化、展開も淀みないペースになり高速馬場の恩恵を受けた馬が上位に来るようになった。

次にここ最近の東京2400mで行われたレースのラップを参考までに。

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高速馬場だった過去二年も載せたが、やはりこの二年は異質。青葉賞は2018に似ていると捉えることもできそうなところですが、最後までペースが落ちない上にレコードタイムまで出ていて評価できそうです。青葉賞はスローと言えばスローで途中から押し上げて自分のペースに持ち込んだヴァルコスは三浦騎手の腕も光っていました。

そしてここから展開の予想。確固たる逃げ馬が存在しないためペース予想がかなり難しいところですが、唯一逃げに出そうなのがウインカーネリアン。ビターエンダーやコルテジアも逃げた経験はあるが近走でも逃げているのはウインカーネリアンのみという状態です。

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そしてこれがウインカーネリアンの逃げたレースの展開のラップタイム(皐月賞は逃げていませんが好走したので)

(1800mと2000mの200m毎のラップタイムを全体を100としたときの割合の散布図として表示)

セントポーリア賞は東京で行われ、それ以外は中山で行われました。セントポーリア賞は1800mで短くコーナーの数も少ないので比較しにくいですが、向こう正面で比較的ゆったりと落ち着いたペースになっています。今回騎乗する田辺騎手も速いペースで逃げる印象はないので比較的落ち着いたペースで運ぶことが想定されます。そうなるとイメージしておきたいのは1個前のグラフでも取り上げたメトロポリタンS。後方からの競馬が続いていたウラヌスチャームがドスロー逃げを作り、直線ではヨーイドンの競馬に。そうなると特に前にいる馬が有利で、しかもウラヌスチャーム自身は上がりも使える馬だったのでしっかりと勝つことができたと考えられます。

ということで今回狙い目になるのは「前につけられる力」と「最後の末脚」を兼ね備えている馬になります。なんだその強い馬は。

この条件を満たす馬を探すために以下の条件で今回の18頭を見てみます。

条件1・最初のコーナーで前1/4の位置にいる

条件2・最後のコーナーで前1/4の位置にいる

条件3・条件1もしくは条件2を満たし、かつ上がり5位以内

これを近走(だいたい今年の重賞)で達成した馬を挙げてみます。

コントレイル(ホープフルS)1,2,3

ヴェルトライゼンデ(ホープフルS)2,3

ビターエンダー(プリンシパルS共同通信杯)1,2,3

ダーリントンホール(共同通信杯)2,3

コルテジア(きさらぎ賞)1,2,3

サリオス(皐月賞、朝日杯)1,2,3

サトノフラッグ(弥生賞)2,3

ヴァルコス(青葉賞)2,3

これだけいます。この中で「中山のコーナーでペースを上げて前に出た馬」を消すと

コントレイル、ビターエンダー、ダーリントンホール、コルテジア、サリオス、ヴァルコスが残ります。

というわけで今回はこの馬たちで馬券を組んでいきます。

皐月賞の上位二頭は明らかに抜けていたのでこの2頭を軸にしていきたいですが、コントレイルを1,2着に想定して馬単三連単で攻めてみようと思います。

 

……………以上去年の記事…………

今年の見解

今回は逃げ馬がいるがバスラットレオンは単騎逃げになりそう。バジオウとタイトルホルダーが集団の先頭になるが、大野と田辺の逃げでハイペースは考えにくいので集団はスローになる。めちゃくちゃわかりやすく福永が語っている動画がカンテレが上げているので見てくれ。騎手目線でもエフフォーリアが一番強いはずなのでそれをマークする馬が多数。そうなるとオークスのように内を封じこめあって潰れ、決めて勝負の後方待機寄りの馬の方が好成績を残しそう。

とはいえ、この去年の記事を参考にすると前につけられる力」と「最後の末脚」を兼ね備えている馬という能力が必要らしいので、ポジションはある程度確保できる方が良いだろう。最後方一気とかは良くない。

さらに、馬場を考える。雨の影響かコース代わりにも関わらずやたら外が伸びる馬場で外を一気に差す方が強い。

まだ順番はいないけれど、個人的に推したい馬は

・ヨーホーレイク

・シャフリヤール

・ヴィクティファルス

以上の3頭。

川田・福永・池添だし上手くやってくれるでしょ・・・。

当日どうするかはTwitter