小さな村の定食屋

Georgeおじさんがお話書いたり、グルメリポしたり、好きなことする場所

大阪杯の予想をする奴。

『長々と書いたが大阪杯の予想はまた別の時に。』

 

なんて書いてしまったのでちゃんと予想をします。

( http://george-m-lotte.hatenablog.com/entry/2019/03/27/020731 )

 

G1になって3年目、このレースを使う理由を考慮して予想したい。

G2時代、大阪杯をステップにする馬は天皇賞春、香港のQE2世C、ヴィクトリアマイル宝塚記念に向かっている。(天皇賞の優先出走権があった)もしくはG3・G2路線からここを目標にしてきている馬もいる。G1になってもこの傾向はあまり変化しておらず、天皇賞に向かう馬や、ここを目標にしている馬がいる。ただ、少し違うのはG1になってからの二年は次走に安田記念を使う馬が多い。去年のスワーヴリチャードは宝塚記念の馬場を嫌っての安田記念選択だったが、このような悪い馬場を避けるように丁寧な使い方をされる馬が多くなってきたのかもしれない。

 

今回、この大阪杯が今年の緒戦になるのはワグネリアン、キセキ、ブラストワンピース、サングレーザーの4頭。ワグネリアンはここを目標にしてきたが始動が遅れぶっつけ本番に。キセキは去年の秋4走が気がかり、一昨年に極悪馬場菊花賞と香港遠征を行い翌春に気性が爆発。秋に川田騎手に替わり先行策を身につけたが、気性的に先行せざるを得ない可能性があり、秋4走でレコードを出すようなタフなレースをした反動が出てもおかしくない。ブラストワンピースは有馬記念は馬場の良いとこを通っただけと行ってしまえばそれまで、1走毎に結果を残してることを見るとここが叩きで天皇賞が本番とも考えられる。サングレーザーはマイル向きの馬ではあるので安田記念の叩きついでにここも狙ってるのかな、という感じ、海外遠征帰りがどうでるか。

 

と、いうようにここが緒戦の馬は少し評価しづらい点も多い。

残りの馬は大阪杯を目標にして、京都記念中山記念金鯱賞をステップにして来ている。まずはその3レースの寸評から。

京都記念(ダンビュライト・ステイフーリッシュ・マカヒキ

超どスローからよーいドン、外を通った馬が強く、前目につけていた馬がよーいドンで有利だったという普通のスローのレース。1,2,3着馬が大阪杯に来るが差は位置取りしかない。タイムフライヤーが逃げブラックバゴが向こう正面で押し上げる意味分からない展開ではあるが、概ねそれがどう大勢に影響したかと言えばそうでもない。

中山記念ステルヴィオエポカドーロ)

ウインブライトがただただ強かったレース。外を通ったウインブライト、ステルヴィオが一気に伸びたが内を粘ったラッキーライラックも強かった。展開としてはマルターズアポジーがいたので流れたペースに。ペースが流れた分時計がかかるほうが良い馬だけにエポカドーロはつぶされるような形になってしまった。

金鯱賞(エアウィンザーペルシアンナイト・アルアイン・ムイトオブリガード)

稍重。ダノンプレミアムはとにかく強かったし、2着のリスグラシューはよく追い込んでいた。この上位勢と比べると3着以下は離された印象。ペルシアンナイトは馬場、アルアインは位置取りの問題。アルアインは速い足がないのでこうなっても仕方ない場所にいたが、ブリンカー効果はまだ気になるので2走目の今回は少し期待。

 

 

というわけで展開から予想していく。

雨だ。雨上がりの馬場である。もしかしたら降ってる中の競馬になるかもしれない。

展開としてはおそらくまたキセキが逃げる展開になるだろう。2000m、阪神の内回りがキセキ向きか?と言われるとちょっと悩ましい。雨が降った馬場と言うことを考えるとペースは思ってるよりも遅くなるという見方をした方が良い。3コーナーくらいからキセキが徐々にペースをあげるとしたら重めの馬場でロングスパートとなるとものすごくタフなレースになる可能性がある。2000mが良馬場でギリギリの馬たちには不向き。

 

逃げ

キセキ

先行

アルアインエポカドーロ・ダンビュライト

好位

ワグネリアン・サングレーザー・エアウィンザー・ステイフーリッシュ

差し

ムイトオブリガード・ブラストワンピース・ペルシアンナイト・ステルヴィオ

追い込み

マカヒキ

 

こんな感じの並びになると予想。

好位につけていても苦しい展開になりそう。スローだと判断したら去年のスワーヴリチャードのように向こう正面でまくってくる馬がいてもおかしくない。まくる、という判断ができそうなのはデムーロ、池添、岩田くらいだろうか・・・?

 

◎はエポカドーロ。雨が降るこの展開、タフな流れになると考えると皐月賞がちらつく。「関西の戸崎」はさすがに怖いが大阪杯で勝つ戸崎を見たい。○はサングレーザー。雨が降っての2000mはちょっと長いかもしれないが、この馬は道悪適性が[3.1.2.0]

と十分にあるので苦にしないはず。JCであのキセキが逃げる展開の中追い込んで2着はキセキ適性もある。▲はダンビュライト。道悪が良いか悪いかはまだわからない。松若騎手との相性がとにかく良いし、展開も前につけられれば問題なさそう。あとの△はブラストワンピース、ステイフーリッシュ。

アルアインペルシアンナイト・エアウィンザーステルヴィオは道悪で消したい。エアウィンザーは前走で格上との力量差を感じたし、それに負けてるアルアインペルシアンナイトは評価しがたい。アルアインは位置取り、という話をしたがそれが良ければなんとかする力はある、ただ重馬場は合わない。ペルシアンナイトはハービンジャー産駒のくせに悪い馬場が良くない。

ディープインパクト産駒は道悪適正がそもそも怪しいところがある。サングレーザーもそうではあるけど。ルーラーシップは馬自体が重馬場得意だったので産駒にも期待したい。ムイトオブリガードは・・・さすがに・・・。

 

エポカドーロ

○サングレーザー

▲ダンビュライト

△ブラストワンピース

△ステイフーリッシュ