予想の趣向を少し変えてみました。めちゃくちゃ長いです。
桜花賞に出た馬の成績がいいが、桜花賞馬はそもそもどれくらい出ているのか?
ラインクラフトしかいない!!!(マイルCは勝ってる)ちなみに阪神JFの勝ち馬もメジャーエンブレムのみ、牝馬の最重要路線の勝ち馬は基本的に目指さない舞台と考えて良さそう(普通はオークスに行く)朝日杯の勝ち馬で出て来るのは意外と多い。
各種参考レース
イベリスが逃げ切ったが二頭追い込んで来て2.3着、他にも追い込めた馬はいた。その中で残ったイベリスは見事。ヴァルディゼールは挟まれる不利、まともなら馬券内はあった。イベリス以外の先行馬は評価できない。先行が内に溜まって外差しの展開。
グルーヴィットとハッピーアワーの叩き合い。1.2着を分けたのは騎手の追い方の差では…?レーン騎手になるグルーヴィットは芝二戦目でハッピーアワーを超えられるかも。
・NZT
中山1600で逃げ切りのレースが東京の1600で活きるのかは謎。追い込んだヴィッテルスバッハはすごい追い込みだがペースが緩いからできた芸当とも。
・朝日杯
実況でグランアレグリアが好スタート好ダッシュなんて言われたが好スタートではない。好ダッシュのおかげでポジションは取れたが直線向いたところでアドマイヤマーズに寄られた。
・桜花賞
グランアレグリアの進路どりが見事。外に馬を置かずストレスフリーな状態で走らせ続けた。先行馬は少なくないが自身のスタートダッシュの速さで何とかそれを確保した。プールヴィルはしぶとい競馬をしたが牝馬の中では2.3番手の力。
同じ阪神1600mの重賞を比較する。(前3F-後3F)
阪神JF 34.8-35.0 (差し決着)
朝日杯 35.3-34.4 (前残り)
桜花賞 35.4-33.3 (差し決着?)
アーリントンC 35.0-34.4 (差し決着?)
(参考 NZT 35.9-33.9)
NHKマイルCで前半が35.0を超えたのは2012(雨)と2015(逃げ馬不在)の時だけだった。
マイルC自体でのペースが逃げ馬が勝つか差し馬が勝つかを決めるわけではないが、この数字を持ち上げて言いたいのは今回は今までのマイル戦に比べて早くなるということ。桜花賞のように32秒台の上がりを出すのは難しく、33秒前半の足なら差し切れる。ただその33秒前半の足を3Fちゃんと使えないと最後方からは差し切れない。
3Fの末脚と位置どりがキーになる。レース全体のラップタイムは34.5-34.5が基準になると思われる。全体の上がりはもう少し遅くなるが。
今回は衝撃的な末脚を発揮する馬が多い。そういう馬から何をピックアップするかが考え所。
末脚タイプの馬
・ダノンチェイサー
前走きさらぎ賞は衝撃。東京1600のイメージはない(一瞬がすごいタイプ)
・マイネルフラップ
マイルが限度感。直線の長さ伸びるのはプラスだろうけど乗り替わりが…。
・グルーヴィット
追えるレーン騎手になるのはプラス。距離も芝も大丈夫。
・カテドラル
逃げ馬だったはずでは…?アヴドゥラの東京のイメージがわからん。瞬発力という点がすごい。
・ハッピーアワー
安定して足を使える。シンザン記念の負けが気になる。
・ヴィッテルスバッハ
この馬に乗るのめちゃくちゃ面白そう。バシシューの方が戸崎より追えてた気がするが戸崎さんでもなんとかなるはず。
・トオヤリトセイト
前走差し切れてないのが気になる。エンジンのかかりの速度の問題なのか。坂か。
・ケイデンスコール
最近が負けすぎ、鞍上が戻るのは良い。いかんせん外枠。
そしてここから何を狙うか。末脚タイプで挙げた馬からは一瞬ではなく直線目一杯足を使える馬か、ポジション取って足が使える馬。あとはそこそこのペースでも残れる先行馬か。
イベリスがいる以上遅いペースにはならない、かといって競りかけて逃げたい馬も他にいない、そうなると前にいる馬にそこそこ有利になるとは思われる。
◎プールヴィル
○グルーヴィット
▲ヴィッテルスバッハ
△ダノンチェイサー
☆ヴァルディゼール
プールヴィルは絶対に弱くない。無理に先頭とって終い33.8で6着なら枠だけでいいところまで行ける。対抗単穴はキャロットのぶっ差す馬たち。パワーに寄ったタイプで大外からでもゴリゴリ伸びて来れるのではないだろうか。ヴィッテルスバッハはもう少し内枠なら印は逆だった。いい枠を引いて末脚もあるダノンチェイサーが次点。前目につければ一番怖い。ヴァルディゼールは安定した脚とポジション取れるのが魅力、前走挟まれて負けてなら巻き返しはある。
ここまで書いて大荒れの天気で東京は中止に。印打ち直そうかと思ったけど重馬場でも案外このまま行けそうなのでこれで行きます。