ダービー週だけどサートゥルナーリアを負かす方法が思いつかないしそもそも短距離の人なので葵ステークスやります。
3歳短距離路線として去年から重賞になったこのレース。京都1200は癖が少ないイメージがある。癖が少ないといっても要は平均的な短距離コースなので内先行がベースとなる。
基本的にはコース形態も相まってとにかく逃げられる馬。その逃げ馬の中でどういう馬を選ぶかが鍵。内枠に入った馬を選ぶのはもちろんだが、最近はダート短距離系の血統がトレンド、アメリカのミスプロ系といえば分かりやすいかもしれない。アメリカのダートはとにかくスタートでダッシュをして最後はバテ比べになる、最後までバテても逃げ切れるスタミナ、もちろん最初のスピード、そしてどんな馬場でもへこたれないパワー全てが揃っている。パワーに関してはゴリゴリの筋肉マッチョなのでウサインボルトのようなパワーと思ってくれれば良い。
そして基本的にここ数年の葵ステークスの掲示板に入るような馬にはアメリカのミスプロ系の血を持つ馬が多い。とはいえキンカメやKingmamboのイメージは薄い。
・ケイアイサクソニー
カナロアにタイキシャトル。ローテがきつい。前走は楽に逃げさせてくれたのでその点からも評価し難い。
・ホープフルサイン
500万の勝ち方はかなり気持ち悪い(褒めてる)
前走もしっかり脚を使っているし1200なら巻き返しはある、乗り替わりが気になるところ。内枠は前に馬を置きたいって言ってるから良い。
・アズマヘリテージ
メモではローカル短距離内枠、とあるがおそらく直線短く坂ないところだと思うので京都はセーフ。前走は6着とはいえかなり頑張っている。状態も復調してそう。念願の内枠なのでワンチャンス。
・ドゴール
前走は外外回されての競馬、前にもつけられず苦しかった。すんなりと前につけられればしぶとそうだし直線短いのは歓迎なはず。あとは1200のペースがどうか。
・ジャカランダシティ
前走そんな負ける…?負けてる近2戦は馬体が急増してコントロールできてないのだろうか。120
0mで押し切れる能力はあると思うが。
・ディアンドル
前走は理想形だしやってることも強い。スピードがあって逃げ切れ能力もあるし、十分に差せる。枠も最内や大外でもないし否定するポイントは乗り替わりしかない。藤岡佑にスプリントのイメージはあんまない。
・アウィルアウェイ
テンは確かに早いがイベリスに残られて自分はずるずる沈むFレビューが気になる。兄がインディチャンプなのを考えるとスプリントよりも展開が楽なマイル戦の方がいい気がする。
・ウィンターリリー
スウェプトオーヴァーボードの産駒。専攻できた方がもちろん良いのだろうけど行き足がつかないのが難点。スムーズに好位につけられる枠と展開なら。前回は後ろから差してくる方がいいとか書いてあるけどせいぜい好位。
・メイショウケイメイ
先行にこだわらなければ良いがフルキチ、というのがメモにある。そのメモを書いたFレビューは進路の問題。短縮はいいと思うし枠もここならとは思うがやはりフルキチ……
・エイティーンガール
ヨハネスブルグ産駒、ヘクタープロテクター持ちで条件は合う、ただその分かなり短距離向きで1400は長い。いい馬場の1200ならなんとかなる。
・ディープダイバー
兄のラフィングマッチも短距離だしこの馬も短距離、ブラックタイド的には多分問題ないはず。前走はいいところを通っていいように抜けてきた。2着馬とは着差以上の差はある。
・ジャスティン
前走は前々走より流れがキツかったから負けたのかも。楽に単騎で投げれれば良いのだけれどそんなのは重賞では難しい。マイルくらいまで距離もあった方が…。
・アスターペガサス
血統は好き。なまじ函館2歳を買ってしまったがためにオープンの馬。1400が長かったのか、そもそもの能力か。何はともあれ内枠じゃないと。
・タマモメイトウ
スプリントで常に大外一気してくるのはかなり気持ち悪い(いい意味で)中程の枠ならそこまで後ろにならず距離のロスもなく差せるのでは。もしかしたらすごい馬かもしれないが、前々走で自分より後ろから差した馬がいる以上過信は禁物。
・マリアズハート
目下2連勝中。強調材料は特にないがやはり外枠はきついか
・ニホンピロヘンソン
1600は長そうで短縮。楽なペースで逃げられれば、といういつものセリフになる。大外だし厳しい。
楽に先頭に立って押し切るってパターンで勝ってきた馬が多く、その馬たちの先行争いになるとペースが上がり全滅する。そうなると内はその馬たちで塞がれるがそこをかいくぐれるポジションにいないと差し切るのも難しい。
逃げ
先行
ドゴール・ジャカランダシティ・ディアンドル・アウィルアウェイ
好位
メイショウケイメイ・ディープダイバー・マリアズハート
差し
追込
ウィンターリリー・タマモメイトウ
先行にいい馬が集まってますね…
とにかく内先行有利ってのを念頭に入れて考えるべきなので……
とはいえ内先行有利ってだけでケイアイサクソニー人気するのは謎。逃げ馬は最近の競馬で逃がしてくれたから勝った、みたいな馬なのでより強い先行馬をチョイスしたい。
レースの質的にも橘S組が中心になりそう。と、言っても橘S組で展開と枠に恵まれたのはディープダイバーくらい。他の差し馬がどれくらい届くのか。
◎はドゴール、初の1200はどうだかわからないけど先行馬としては強いので前を見ながら進めて直線で抜けるはず。
○はメイショウケイメイ、フルキチを信用したくはないがむしろ好位につけてくれるなら買える。ワークフォース産駒だし期待。
▲はディープダイバー、少し外なので気がかりだが前走の内容は強い。藤岡康太は今ノってると思うので頑張ってほしい。
△はタマモメイトウ、外枠ってだけで人気しなさそうだけれど差し馬の中ではこれが1番いいと思うし、枠は関係ない、あとは展開だけ。
☆はアズマヘリテージ、ローカル短距離内枠って書いてあるのを信じる。万が一前目につけたら直線で強い。
◎ドゴール
○メイショウケイメイ
▲ディープダイバー
△タマモメイトウ
☆アズマヘリテージ