小さな村の定食屋

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函館スプリントステークスを予想する奴

予想すると言っても一頭一頭の寸評を書いていく程度になる。

 

 

george-m-lotte.hatenablog.com

 札幌1200mの取説についてはこちら。特にこの記事の内容については言及しないが、是非とも読んで欲しい。

 

寸評

アスタールビー

洋芝巧者!とか言われてるが血統的にはそんなに洋芝に向いている要素はない。この馬はフィリーズレビュー後から追いかけていてOPは行くだろう位には見ていた。実際2勝クラスは3歳で勝ち上がり、3勝クラスは4歳の夏で勝った。この3勝クラスはメンバーが強かった(4頭OP入り)。洋芝得意と言うよりは夏得意?な、感じがする。逃げるしかない脚質なので開幕週の馬場でどこまで粘れるか…という感じ。悪くはない。

 

マイネルアルケミー

目下2連勝中、しかも黛だし内容もそこそこ良い。。勝ったレースは札幌・小倉・新潟なので平坦が好きそう。ダンカーク×フジキセキは札幌にも合う。問題なのは開幕週の内枠で前残りの恐れがあること。あくまでも出たなりの競馬をしそうなので…それでもそこそこポジション取れる出足はあるので詰まらなければ3着内の可能性は高い。

 

・シゲルピンクルビー

3歳牝馬。G1は距離がきついがフィリーズレビューは勝ってるし力はそこそこある。個人的にはモーリス産駒は時計のかかるスプリントなら、そこそこ走れて良いと思っている。斤量も50キロだし、泉谷Jの重賞初制覇がここでもあり得る話、若手の初重賞制覇はハンデ戦、世代限定戦が多いし、実質ハンデ戦みたいな斤量で走れるので。

 

ジャスティ

ずっとダート走ってたけど目先を変えてここに来た馬。実際ダートのスプリント路線はJBCスプリントとその前哨戦の東京盃まで無いし、帰国明けで芝を試すのには良い機会。斤量は58と重いし、この牝系はダート馬しか出ていないので厳しそうに見えるが、他馬のレベルも大概なのでそこそこ走っても良いと思う。とはいえレベルの高かった葵ステークスでボロ負けしてるし・・・という感じ。

 

・ケープコッド

勝ってるレースは全て相手が弱い。現4才世代のスプリント路線はレベル低そうだし、3勝クラスの相手も微妙。OPに上がってからは不運な展開が多いので実力を掴みきれない。騎手がそこそこまともになって、洋芝が悪くない血統だし、妙味も十分だが勝ちきれる馬かと言われるとそこは疑問符がつく。

 

・リンゴアメ

函館2歳Sの勝ち馬、それ以降はぱっとしない。その函館2歳Sのメンバーも大概なレベルなので・・・。それに葵Sはコースが合ってなかったといはいえ負けすぎだし、そこから中1週で遠征なのもよくわからない。素直にキーンランドはUHB賞まで待っていれば・・・。

 

・ミッキーブリランテ

弟がダノンザキッドなんだ、知らんかった。ディープブリランテ産駒だから揉まれるのに弱くて実力を発揮できてなかったのかな、と思ったら阪急杯はよく走った。ただ、本質的にはマイルの馬、という感じがするし、スプリントでは追走が苦しそう。坂のあるコースの方が結果を出しているので、中京記念あたりで是非。

 

・カツジ

去年のスワンSは岩田康Jの好騎乗だった。1400mを緩い逃げで勝ったようなものなので、スプリントの流れに適応できる気はしない。兄弟もマイル馬が多い。

 

・タイセイアベニール

松山が乗ってた頃は差し遅れが目立った。どうにも前が崩れた展開でしか差し届かず、早い時計への対応も出来ていない。血統的には洋芝は悪くないが、札幌はコース的に前崩れが置きにくいので微妙。中京に良績があるので、それは覚えておきたい。

 

・ジョーアラビカ

OP入りした後に京阪杯3着、タンザナイトS2着と好走したが淀短距離Sは12着と大敗。単純に疲労だと思うので間隔開けてここに来るのは良い。馬的には1400がベストっぽい。涼しい季節の方が走っているし、推して買う要素はそこまでない。

 

コントラチェック

走るならこのオーシャンSだろうと前走前は思っていた(本命アルピニズムなので馬券は…うん…)。リラックスして先行出来る状態であれば力を発揮できる馬で、前回はそれが叶った。今回もそこまで先行馬が多いわけではないのでちょっと意識して前目のポジションを取れば無くはない。未勝利戦以外は全て中山なのは気になるが、血統的にはFairyKingもあるし穴馬なら魅力。

 

・ロードアクア

OP入りごはようやっとるけど足りない競馬が続く。2勝クラスが小倉、3勝クラスが新潟で勝ち上がっているので直線平坦の方が良いかもしれない。母系は洋芝に合う感じもする。この騎手は継戦しているが、どれもポジションを取りに行く気があるのは良い。力量的に足りるかはわからないが、紐に入れても良い。

 

・センショウユウト

末脚で直線一気を決める珍しいタイプの馬。でも先行馬がキツくなったタイミングで差して来ているので強い勝ち方というわけでもない。坂や重馬場に強く、それ即ちタフな状態に強そうなので雨の降った洋芝というような機会があればそのときに。

 

・ビアンフェ

去勢して2戦目。去勢した理由はよくわからない。ここは賞金が欲しいので出てきている立場だろう。能力自体はこのメンバーでもトップだと思うが、この鞍上はスプリントがホント下手なのでペースをつかめないことはありそう。血統的にも札幌は問題無さそうだし、騎手以外は素直に上位評価で良い。

 

・アルピニズム

中山で2連勝しOP入りしたが、その中山のG3、OPでぼろ負けした。オーシャンSは出遅れだが春雷Sは力負けな感じがする。そもそもこの馬が持ち時計は遅いのでOPに慣れるのは時間がかかりそうか。雨降ったりしたらローエングリンだし面白そう。

 

・カレンモエ

要はみんなこの馬の寸評聞きたいんでしょ?ロードカナロア×カレンチャンで夢の配合、と言われているがカレンチャンロードカナロアも4歳でスプリンターズSを勝っているのに対し、この馬は5歳になってようやく重賞で勝ち負けのレベル。カナロアと母母父のトニービンが緩めなのでそれで成長が遅れているのかもしれないが。ツメの甘さもあるのでオッズも含め本命では買いにくい。騎手はそこそこ良いとこを確保したと思うけどね。

 

推したい馬

アスタールビー

マイネルアルケミー

・シゲルピンクルビー

・ケープコッド

コントラチェック

・ロードアクア

6頭も挙げるのはいかがな物かと思う。

 

展開

枠の利もあるアスタールビーがハナを切るがビアンフェも負けじと追いかけていくはず。それをコントラチェック・ロードアクアが追いかけていく感じになりペースはある程度速くなりそう。とはいえ前が崩れるほどの馬たちでもないため、速いペースで追走した上で更に上がっていく能力が重要になる。

明らかに末脚タイプには向かないため、先行馬の中からチョイスしていきたい。

 

予想

シンプルに考えるなら逃げ馬を眺めながら進められるシゲルピンクルビーが良いが、この馬はのどの不安もあるし、若干位置が後ろになる気がする。ビアンフェが逃げ粘れるのならビアンフェからにしたいが、個人的に藤岡は本命にしたくない。だったらオーシャンSのリプレイに期待してコントラチェックを中心視したい。

 

コントラチェック

○ビアンフェ

▲ケープコッド

△シゲルピンクルビー

☆ロードアクア

×マイネルアルケミー

 

オッズが思ってたよりよくわからないので馬券はどうするか微妙。カレンモエは紐に入れることを考慮しておきたいが、オッズ次第では外してワイドを買うのが良い気もする。