小さな村の定食屋

Georgeおじさんがお話書いたり、グルメリポしたり、好きなことする場所

キーンランドCを予想する奴。

 

 

札幌の話については過去2つの記事をまずは参照していただきたい。

george-m-lotte.hatenablog.com

 

 

george-m-lotte.hatenablog.com

 函館SSはビアンフェとカレンモエが抜けて強かった。記事だと見当違いには書いているが・・・。

函館SS含め、北海道でスプリントレースは4戦目になる。サマースプリントを出来るだけ走ろうとするとCBC賞アイビスサマーダッシュ北九州記念セントウルSとなるが、大体同じ期間で4走することになる。移動がない分北海道連戦の方が楽かもしれないが・・・。

お察しの通り、サマースプリント4戦走る馬はサマースプリントを取るために頑張っている馬なので、一線級からは一歩下の立場になる。北海道は函館SSキーンランドCだけがサマースプリントなので、出る馬は更にワンランク下の立場の馬となっている。

 

つまりは、北海道4戦目の馬たちは疲労も溜まっている上にレベルも高くない=切って良い、という判断が成り立つ。

 

実際に北海道の過去3戦を振り返る。

過去3戦の寸評

函館SS

ビアンフェとカレンモエが飛ばしてそのまま1,2着。この2頭のハイペースで他の先行馬は一掃され、漁夫の利で差し馬が流れ込んできた。前2頭が抜けて強いのは間違いなく、差し馬や潰された先行馬は展開のアヤによる。

TVh賞

洋芝適性がありそうな馬として函館SSの穴馬候補に挙げていた馬たちが勝利。ペースはそこまで速くなかったので前有利ではあった。タイセイアベニールはいつもの差し遅れになる中、ナランフレグは惜しい4着。

UHB

TVh賞よりも更に遅い展開。内枠から前にとりついたアヌラーダプラが勝った。2着のタイセイアベニールはルメールに乗り替わった結果完璧なタイミングでの差し、地力を見せた反面、ずっとこの馬で負け続けた松山さぁ・・・と言う結果に。TVh賞で好走した馬が前にとりつくので精一杯で惨敗したのはコンディションの劣化くらいしか思いつかない。

 

というわけで今回の出走馬全頭を見ていく。

出走馬全頭寸評

ロードアクア

北海道4戦目の組、前走が負けすぎている。最内は先行しやすくなるのでプラス、穴候補に残すか否か。

ソロユニット

地方馬、3歳牝馬アジアエクスプレス×アグネスデジタルなので芝も行けそうだけれどダートの方が良さげではある。前走のハヤテスプリントはそこそこのレースだった。鞍上がフルキチなので果敢に先行するかと言われたら微妙。

アストラエンブレム

スプリントで勝ったのは前が崩壊したレースのみ。気性的にスプリントを使っている類いだと思うが、本質的にもっと距離が欲しい。今回前が崩壊する様子もない。

タイセイアベニール

能力はあるし、血統的にも洋芝は合う。ただ、松山や小崎を起用したせいでどうにもなっていなかった。ルメールは流石だったが今回は藤岡佑、ずるずるポジションを下げる人なので厳しい。

メイケイエール

小倉2歳依頼のスプリント。気性の悪さからスプリントに来た組だが、父ミッキーアイルなので問題なくやれて良いと思う。サンデー3×4,デインヒル4×4、ダートに強いシラユキヒメ牝系、マイル以下ならどう出ても面白い配合ですごく面白くなっちゃった。出遅れさえなければ結構速いので勝負になって良いが、5番という微妙な内枠と、オッズ的な妙味が微妙。

カツジ

函館SSでなだれ込んだ6着からの参戦。スプリントよりも1400~1600のイメージが強いし、実績もそう。

ヒロイックアゲン

UHB賞からの参戦。千直巧者だったが今年はそれが振るわず、逆に1200で4着が2回ある。状態は良さそうだがこの4着2回も展開利なので評価はぼちぼち。前有利は変わらないのでヒモならあり。

セイウンコウセイ

G1で1着と2着が1回ずつあるせいで斤量が重い馬。引退するタイミングを逃した缶が大きい。ゆるっと先行できればいいがこの馬にそんなスピードはもう無いし、周りも速くなっている。それに勝浦。

エイティーンガール

昨年の勝ち馬。昨年はドボドボの重馬場で必要な能力がおかしかったのもある。後方一気のタイプだが、鞍上の横山和生はだいぶ差しが遅い。今年も馬場が重くなら無い限りはこの鞍上だと厳しそう。

シュウジ

転厩して久々の芝。洋芝は合いそう(過去重賞2着×2)。8歳馬だし長欠明けなので次に期待。

ミッキーブリランテ

函館SSの3着馬。4,5着とはちょっとした差。能力自体が上がってきて充実一途、と言う形ではあるだろうがスプリンターではない。この馬の特筆すべきレースは阪急杯なのだが、それを見ても坂のある1400というイメージの方が強い。前崩れでしか期待できない今回はオッズの観点からも見送りが良さそう。

レイハリア

葵Sの勝ち馬。その2,3着が古馬混合重賞を勝ったので相対的にこの馬の格が上がっている。というか今年の葵Sはレベルが高かったらしい。ディアンドルの葵Sと同じくらいレベルが高い。血統的に特に札幌でプラスになる要素はないが、能力や斤量で上手くやれそう。

ダイアトニック

去年の函館SS勝ち馬。去年のスプリンターズS以来なのでだいぶ久々だが鉄砲は2戦2勝。能力的には結構高いものを持っているので、ここも普通に勝ち負けだと思う。柔軟に先行できるのは魅力的。

カイザーメランジェ

出走取り消し祭りになった函館SSの勝ち馬。近年は怪我で上手く行っていなかったが前走は鞍上菱田で3着。ようやく形になってきた感じはする。あとスプリントは菱田と言い続けている。洋芝自体は合う感じがするので、ヒモなら面白い。

マイネルアルケミー

北海道4戦目の組。UHB賞では追走に苦労していた。血統的には洋芝はとても合う感じだが、能力的にあと一歩足りないのか鞍上が一歩足りないのか。ジャパンカップの裏で開催される京阪杯が京都なら狙いたい馬だった。外枠で先行しにくくなるのはちょっと厳しい。

ジョーアラビカ

北海道4戦目の組。昨年末の阪神ではそこそこ頑張った馬。血統的にも坂がある方がタイプに見える。

 

まとめ

◎レイハリア

○ダイアトニック

▲メイケイエール

△ヒロイックアゲン

☆カイザーメランジェ

 

メイケイエールの取捨は好き好きなので、オッズ次第という感じ。おかげさまで3連系は買いにくそう。3着なら差し届かない馬も来る可能性があるので、無難に馬連を絞って狙いたい。