小さな村の定食屋

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今年も京阪杯の季節がやってきた。

今年も京阪杯の季節がやってきた。日本で数少ない12Rにやる重賞の一つ。

もう一個東京でやる大きいレースの印を前書きにして本題にさっさと入ろう。

◎サンレイポケット

2400に伸びれば肉薄はするって

○ブルーム

枠良しムーア良し妙味良し。父母は最後に馬券になった海外馬だし縁起も良し。

▲コントレイル

馬券外すって事は無いと思う

△シャフリヤール

神戸新聞杯組はまぁしんどいと思うけどなんとかして

☆グランドグローリー

ちょっとでも馬場柔らかければ、長く良い脚は使えると思う

追加で買うならキセキくらい

 

本題に入ろう

阪神1200の特徴

阪神のトリセツを作ってないのでかいつまんで話をする。

阪神1200は

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阪神1200mは前後半のラップタイム差は少ない方だが、スタートしてからコーナーまでが短いので内先行がぐっと有利。

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ペースは後半落ちることも少なく、淡々と流れきってしまうことが多い。それ故、前後半のラップ差も小さくなる。

一方、オパールSタンザナイトSなど差し馬が来るレースがOPになると存在する。タンザナイトSは3~4Fでペースが速くなり全体的に差し決着。そうでない場合は全て上手く行った大外一気のパターンしかない。この2レースでラップタイム的に共通点は最後1ハロンがかかる、と言うことしかない。正直差しが決まるかを事前に言い当てるのは無理なのでは?サンデーサイレンスが入っている、とかの共通点はあるが、2019年タンザナイトS勝ちジョイフルにはない。

 

血統の傾向

ロードカナロア産駒が出ていたらとりあえず買えば当たるくらい強い。複勝率は40.5%もあり準OP以上ではほぼ馬券に絡んでいる。ダイワメジャー複勝率も29.7%と高く、この2頭の産駒が中心と言っていい。ちなみに1400mになると急にディープインパクト産駒が来るようになる。(競馬ラボ参照)

 

前走別の傾向

前走G1を走った馬がとことん来ないのでこのレースは荒れやすい。(JRA公式参照)

データ分析:京阪杯 今週の注目レース JRA

前走G1で勝ったのはネロのみ、3着もスギノエンデバーのみと[1.0.1.19]という有様。

とはいえG1で馬券になるような馬がそもそも出てこないというのもある。夏から頑張ってG1で仕上げておつりがない、と言うパターンが大概だったりするが、休み明けでスプリンターズSに出て好走してここに来るなんてパターンはないのでシヴァージの扱いには困る。

そもそも論、スプリンターズSで好走する馬はここじゃなくて阪神カップ向かうしな・・・。

 

展開の予想

阪神1200mは前目につける方が強いのは上述の通り。

馬場は使い込んだAコースと言うこともあり内側は良くないが、結構前残りはある。勿論先週のマイルCSを見ての通り、あの辺を通した外差しは決まりやすく、すごく良く伸びる光景が見える。ただ、マイルと違って1200は直線が短くなるのでギアをさっと上げられる馬の方が良い。コーナーでまくって動くよりも直線で一気に弾ける方がこのコースには向いている。

 

明確に先行しそうな馬はサヴォワールエメとレイハリアくらい。シヴァージは前走の通り先行できるかどうかという感じで、普段中団くらいのライトオンキューやソーグリッタリングも前目になるんだろうか。

差し馬で狙うとしたら

・前が崩れなくても差し足が使える

・直線だけで完結できる

・坂に対応できる

・大外に持ち出せる

この辺の要素を全てコンプリートして欲しい。

 

最終的な予想

本命はレイハリア。ロードカナロア産駒の先行馬だし、重賞2連勝を含めて3連勝中。枠は極端じゃなければどこでも良いなと思ってたけど若干外かなぁという感じ。とはいえオッズが思ったより良さそうなので単勝も含め勝負していきたい。

対抗はサヴォワールエメ。前走軽ハンデとはいえ同じ舞台のレースを先行して勝った。この馬はダイワメジャー産駒でそれもこの競馬場に合っている。

3番手以降が極端に難しいので馬券の買い方から決めてみる。

レイハリアが抜けて軸にしやすいと感じているので、レイハリアの単勝馬連で固定する。ただ、サヴォワールエメとの馬連は少し厚めにしておく。これから選ぶ馬はレイハリアとの馬連の相手になる。

レイハリアが残る結果を予想する以上、前崩れでないと馬券には入れない馬はまず避けたい。ここで、アウィルアウェイ・ラヴィングアンサー・アストラエンブレムあたりはまず消える。同様にある程度の位置が求められる展開になりそうなので、常に後ろ過ぎる馬(先行意識が薄い馬)も外す。ここでエイティーンガール・タイセイビジョン・ミッキーブリランテ・アイラブテーラーあたりが消える。

残るのがオールアットワンス・シヴァージ・ファストフォース・レッドアンシェル・シゲルピンクルビー・ソーグリッタリング・ライトオンキュー。

ソーグリッタリングは血統的にもスプリントはキツい。ライトオンキューは鼻出血からの休養明けでここは無事に回ってきてどうかという様子見もあると思う。展開的には合うんだけどね。ここ2頭は見送りか。

ここからは馬券の検討もする馬。

ファストフォースは前走の負け方が気がかり。重馬場で勝ってるとは言え、北九州記念を見た感じ本質は荒れた芝よりスピードの出る芝。阪神は合うけど仕方ない。

オールアットワンスは前走は斤量差が大きい。同斤量ではレイハリアを差しきれなかった。とはいえ阪神は1400がベストそうとはいえ悪くない、強く狙うなら次の阪神カップか。

レッドアンシェルは去年の京阪杯で大敗。今年は徐々にゲートが悪くなっているのが気がかり。

シゲルピンクルビーは夏3戦が堪えたと陣営が言っているようにリフレッシュしてここに来るのは大きい。乗り替わりできちんと差しに回ってくれるなら3着内はありそう。

シヴァージはスプリンターズSからの臨戦だし正直オッズ的にも切りたいがそれは馬券が当たる可能性を否定することに繋がる。先行できるようになったのならそれが大きいし、紐には入れよう

ということで

◎レイハリア

サヴォワールエメ

▲シヴァージ

△シゲルピンクルビー

オールアットワンスは余裕があれば買う程度で。