小さな村の定食屋

Georgeおじさんがお話書いたり、グルメリポしたり、好きなことする場所

シルクロードSの雑記。

予想に時間が取れていないので簡単にすごく簡単に予想する。

 

 

過去1年の中京1200m

ロードカナロア産駒が強いのは勿論だが、キズナ産駒やダイワメジャー産駒もよく走っている。共通して言えるのは末脚と言うよりも短距離戦について行けるスピードと先行力という話に落ち着きそう。準OP以上のレースで10番手以降で馬券になった馬は

・シヴァージ

・ナランフレグ

・ダノンスマッシュ

・インディチャンプ

・コロラトゥーレ

・タイセイアベニール

の6頭。インディチャンプ以外にはHis Majesty&Graustark兄弟が血統として共通している。これはロードカナロアには内包されている。また、ブライアンズタイムデインヒルにも含まれている。この血はパワー系の血だし、先述したダイワメジャーであったり、インディチャンプの父ステイゴールドにはノーザンテーストが含まれているから、なんとなくそういうことなのかもしれない。

また、阪神での好走歴がある馬はここでも好走しやすい。特に阪神1400mだが、阪神1200mで得意な馬もよい。コーナーで動きにくいという点が共通しているように思う。

 

george-m-lotte.hatenablog.com

 

 

そもそも論ではあるが、1月のシルクロードS、3月の高松宮記念、7月のCBC賞では馬場状態や傾向が違いすぎるので別のタイミングで好走した、という話は今回の予想に適応しない方が良い。

 

ここ1ヶ月の中京競馬場

1月の開催ではかなり内有利と言われて、実際に内枠の馬が好走している例が多かった。ただ、馬の能力次第では外から差すことも可能だった(タイセイアベニール・出る間グレムリン等々)。開催も進み、今週からBコースになるが、内側の芝はかなり傷んでいる。昨年のシルクロードSも外枠の馬が好走したように、今年も内は避けた方が良さそう。

とはいえ、中京はスパイラルカーブなので外をまくって上がっていくのは不可能(というか損すぎる )。コーナーで状況改善は行えないので3コーナー入る前と、4コーナー出た後でどうにかしなきゃいけない。3コーナーまでにある程度のポジションを確保するか、4コーナー出た後、直線で全てを解決する末脚を発揮するかのどちらかは必要。

 

一頭毎の評価

外枠の方が有利になることが想定されるので外の馬から検討していく。

後半になるにつれ疲れて文章が雑になりがちなので。。。

 

18.サヴォワールエメ

先行馬。ダイワメジャー産駒。アーモンドアイなどと同じ牝系。小倉1200と阪神1200で連勝して、前走の京阪杯で惨敗した。ただ、京阪杯は先行馬に厳しい展開と馬場だった。中京1200という舞台設定は悪くないように思う。ハンデも軽い方だし、穴としては面白いかもしれない。後述する先行馬達が厄介なので、巻き込まれて京阪杯みたくなりそうなのがネック。

17.ジャンダルム

Kitten's Joy産駒。最近は追い込みばっかやっているが、スプリントで勝っている時は先行している。いかんせんスタートが悪すぎたので追い込まざるを得なかったが、それでも上がり最速かつ掲示板というような強さを見せている。今回はスプリント戦で出遅れずによくやってたときの鞍上、荻野極に戻る。極はスプリントの先行で悪い印象はあまりないのでスタートさえ出れば、という感じ。ハンデ57.5は.5が余計でギリギリ許容範囲か。スタートさえ出れば。

16.シャインガーネット

差し馬。オルフェーヴル産駒。夏にセントウルSに出たとき、鞍上の鮫島駿Jが勝ち負けになるポジションを積極的に取りに行き、結果として負けた、という発言をしていた。ただ、今回は田辺Jに乗り替わり、積極的にポジションを取りに行くタイプではない。後方に構えてどうにかこうにかカッコはつけてくれるかもしれないが、オルフェーヴル産駒ということもあって、そもそもスプリントには向かない。オッズ的にも狙いにはいきにくい。

15.ビアンフェ

逃げ馬。キズナ産駒。ゲートになかなか入らない馬だが、とにかくスピードがつきがんがん逃げる馬。これを書いている時点ではシャインガーネットよりオッズが高いのだが、能力自体は非常に高い。モズスーパーフレアというロケット牝馬にやられていたが、単独でG3レベルなら上位の実力はある。ただ、血統的に推す部分は無く、馬場状態も味方していない。スプリンターズSも7着で、能力の見込みからすればもう少しやれても良いように思う。買いかぶりすぎなだけかもしれないし、今回はペースメーカーで終わってしまうかもしれない。馬体重が減っていたら検討するくらい。

14.マイネルアルケミー

多分差し馬。ダンカーク産駒。夏は北海道で頑張っていて、休養を挟んで12月に復帰、ただ乗り込みが甘い状態と調教師が言ってレースに出し惨敗し、またすぐレースに出し惨敗。そこからまたすぐにここにきた。レースを使いながら絞っていき、という感じではあるだろうが、ここで一変とは言いにくい。そもそも良い状態の時でもOPで3着に来るかどうかくらいなので、重賞では厳しい。

13.エーポス

差し馬。ジャスタウェイ産駒。Fレビュー(阪神1400)の勝ち馬で、前走中山1200を勝っている。前走が有利な馬場で弱い相手だったので過大評価するのはよろしくない。血統的に加点要素はないし、ジャスタウェイ産駒なので避けた方が良い。次阪急杯ならその方が良いと思う。

12.レジェーロ

先行馬、キズナ産駒。正直いつ馬券になるのかがマジでわからない馬。楽に先行する、がこの馬にとって重要な要件のようで、ゲートを出た後馬なりで良い位置につけないと良くないらしい。緩い展開になってくれないと難しいので、重賞ではずっとキツいような気がする。多少差しに回ってみても面白そうだが、小崎Jだし先行させてきそう。

11.レインボーフラッグ

差し馬、ジャングルポケット産駒。歳がね・・・。夏の小倉1800で5着に入っているし、血統的にも距離はもう少しあった方が良いと思う。この距離だと追走で手一杯なイメージがある。

10.ナランフレグ

追い込み馬。ゴールドアリュール産駒。阪神という追いこみにくい競馬場で2着1着と来ていて、充実一途に感じる。しかも中京は得意にしているし、元はと言えば中京を得意にしている馬。ただ、血統的にスプリント要素がまるでないので、限界はあると思う。勝ちを期待するには危ないけど、馬券内は結構あり得そう。

9.カレンモエ

先行馬。ロードカナロア産駒、母はカレンチャンでスプリントの王と女王の娘。鞍上が固定されず、G3で3回連続2着を続けている。その次のG2で5着に負け、そこからの休養明けの緒戦がここ。5着で負けたときは松山Jが乗っていて今回も継戦騎乗、ここがまずい。確かに前走のセントウルSはメンバーレベルが高いのは事実だが、ビアンフェとタイム差なしで走っているこの馬で、ハッキリと負けているので騎乗ミスに思える。実際逃げに近い先行をして良績を残していた馬で、2列くらい下げたのが前走で、同じ騎手というのはいただけない。そもそも松山Jをスプリントで評価していないのがアレなのだが。今回は避けた方が良い。

8.ミッキーワイルド

差し馬。ロードカナロア産駒。2勝目までは芝で上げたがそれ以降はダートで活躍し、裏開催の根岸Sにも登録があった。血統的にはマイルCSを勝っているステルヴィオと7/8同血であるため、芝が合わないということはない。多少出遅れ癖はあるが、展開が前有利で無ければ末脚は確実に使っている。今回は荒れた馬場で展開も良さそうなので穴馬としてはかなり魅力、出遅れなければ。

7.ショウナンバビアナ

先行馬(多分)。ディープインパクト産駒。今回のレースでは最もハンデが軽い。OPに上がってからは惨敗が続いている。準OPを勝ち上がったときも鞍上の好騎乗であったこともあり、やはりスプリントという感じの馬ではない。

6.ホープフルサイン

差し馬、モンテロッソ産駒。1200,1400で頑張ってる馬。この馬もとらえどころが無い。母系にHis Majesty,Graustarkがあり、父のモンテロッソも薄目で見ればロードカナロアに近い。この馬は馬券になる場合、常に穴を空けているため、穴馬候補には上がってくる。16番人気ならおみくじ感覚で複勝買っても面白いんじゃないだろうか。古馬となってからは初重賞だし、OP時代も好走歴が多いわけではないので、過度に期待するのはやはりキツいところはあるのだが。

5.タイセイアベニール

追い込み馬、ベーガバド産駒。前走は川田Jのとてつもない追い込みによって馬場バイアスに反して3着に来た。ただ、今回は幸Jに乗り替わり追い込みが良いのはわかっているのでそれに徹するとは思うが、上述のようにある程度のポジションにいないと重賞では厳しい。そこの微妙な折り合いを幸Jに求めるのは多少難しくも感じる。重賞出走歴こそ多いが、馬券になったことはないのでここで急に、というのも少し難しいか。

4.ルッジェーロ

差し馬、キンシャサノキセキ産駒。キンシャサノキセキはHis Majestyを持っている。昨年本命にしたが鞍上の素晴らしい騎乗によってしっかり圏外になった。芝とダートどちらの1200mも走っているが、最近は芝が良く合っている。良馬場なら大体掲示板くらいには来るし、ようやっとる、という印象はある。内枠が今回は徒になりそう。夏の北海道で頑張って欲しい。

3.メイケイエール

能力的には差し馬。気性がヤバすぎて前に行っちゃってるけど。ミッキーアイル産駒、デインヒルを持つのでHis Majestyを持つ。血統的にはマイルが一番合っているが、気性がヤバすぎるので短い距離を使うしかない。この馬が前に前にと行ってしまうので、展開が早くなりがち、今回はビアンフェを追いかけに行くことになる。追いかけさえしなければ能力自体が高いのは証明されているが、今回は内側が辛い。馬券からは外して好走したり良い片鱗を見せたら次で取り入れるくらいが良いのでは。

2.マイスタイル

先行馬(だけどスプリントだともう少し後ろ)、ハーツクライ産駒、2000mの重賞勝ちはある上、1400mの重賞で3着がある。基本は気分良く走ることが大事で、距離が長ければ先行で、短い距離ならば後ろになる。この馬の血統的には差し足があるタイプではないので、できる限り先行したいし、後ろで構えるタイプでない。さすがに1200は厳しいだろう。

1.レッドアンシェル

差し馬、マンハッタンカフェ産駒。中京の重賞勝ちがあるが、そのためか斤量と57.5と重い。馬場が重いときと夏に活躍しているが、要はどちらも隙間産業と言うことにはなる。マンハッタンカフェ自身は菊花賞馬だしスプリント要素は無く、スピードが求められない重い馬場や、メンバーレベルが薄い夏に走っている。馬場が悪い今の中京とは言え、最近の衰え、斤量、鞍上を考えると推すのは厳しい。

 

まとめ

◎ジャンダルム

○ナランフレグ

▲ミッキーワイルド

おもしろそう

サヴォワールエメ、ビアンフェ、ホープフルサイン

 

これくらいに構えています。差し馬が多すぎるので、危なさがマシマシ、しかもジャンダルムがスタートを出るかどうか、という難しさ。先行馬がメイケイエールによって全滅させられるかどうかだが、正直ビアンフェについていったらもうそれでキツいので・・・。やはりジャンダルムがある程度先行してくれれば、ということになるだろう。おもしろそうにあげた3頭は先行としての面白さがある。

 

買うとしたら印3頭の馬連BOXが軸で、オッズ次第で面白そうな馬を絡めてみようかな、という感じ。

今回はビアンフェを買いかぶりすぎているかどうかがわかる、全体的なメンバーレベルは低めではあるので、カレンモエにも頑張って欲しいのだけれどね。